活動風景

2010.4.4 「春の里山ワークショップ」

今年の春は、4月に入ってからも寒い日が続きます。倉庫のシートをあけたところ、まだ冬眠中のヤモリがいました。起こしてごめんね。
春の里山ワークショップのはじまりです。今回は、原っぱ保護のため、ヤマナラシ広場から1段駐車場よりの平地での活動です。
今回も、多数の参加者があり、総勢約100人となりました。
今回は会員の協力を得て、絵を用いてだんごづくりの説明を行いました。ありがとうございました。
だんごづくりのはじまりです。先日上の原広場で摘んだよもぎを、きざみます。親の手を借りずにひとりで頑張る子どももいましたよ。
刻んだよもぎをすりこぎですりつぶします。この地味な作業が、よもぎの香りを引き出します。
一方、石臼をつかったきなこづくりも順調です。石臼を回すたびに、きなこの香りがあたりを漂います。
一方、だんごはいつものように地元の小林さんが作ったお米を上新粉にしたものを用います。水を混ぜてみみたぶの硬さに仕上げます。
そして、いよいよ蒸かしに入ります。まんじゅうぐらいの大きさにちぎってせいろに入れていきます。
3基並んだへっついで、だんご粉は蒸かされます。子供たちもたき火のお手伝いをしましたよ。
たき火の合間に、ポップコーンも作ったり。
蒸かしあがっただんご粉によもぎを混ぜ、こねます。ものすごく熱いので、軍手を使ってこねますが、それでも熱さと力の勝負です。時々お湯を混ぜながら、程よい硬さにこねていきます。
ほら、こんなにきれいな緑色になりましたよ。あともう少し!
こちらでは、子どもたちが真剣にだんごをまるめています。おいしそうだね!
手伝わなくて良いから、自分で作る〜
ぺったん、ぺったん。だんごをつぶしてあんこをはさむのです。
いよいよ最後の作業。できあがったきな粉をだんごにつけます。
完成!自分で作ったんだよ。
お弁当を食べた後は、まちだ語り手の会によるおはなしです。静かなミズキ広場の中、満開のオオシマザクラの下で、楽しいお話を聞きます。
最後は、鶴岡さんの春さがし。小さな花のおはなしを聞き、春を楽しみました。

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