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夕方の観察会ということで、この日だけは午後3時に集合です。昼間は猛暑だったため、疲れてこれなかった人もいましたが、ヤマナラシ広場には多くの方が集まりました。 |
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昆虫研究家の吉谷昭憲さんをお招きし、虫に関する面白いお話しをたくさんお話してくれました。またこの日はポータブルCDをお持ちになり、ウマオイやマツムシなど、それぞれの虫の鳴き声を教えて頂きました。そしてなんと、虫の周波数帯の特徴までお話しくださいました。 |
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おなじみオンブバッタです。下の大きいほうがメスなんですね。 |
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コオロギのオスとメス。さて、どちらでしょう?
産卵管があって背中がツルツルしている左のがメスです。オスは羽根をこすらせてなきます。 |
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足の付け根についている丸いものは、精球といってオスから貰った精子袋だそうです。そして、耳はなんと前足についているそうな。 |
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原っぱに突如現れた巻き物は、虫の年代史。数千年前の恐竜に対し、3億年以上も前からいる虫たち。この中で人間の歴史は1センチにも満たないとは・・・ |
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ゴキブリやバッタの仲間は、3億年前から見つかっていたそうです。 |
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原っぱで見つけたヤマアカガエル。虫たちを待ち構えていたようです。 |
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一行は公園内を移動し、上の原に向かいます。 |
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ススキの根に寄生する不思議な植物、ナンバンギセル。 |
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ツリガネニンジンも綺麗に咲いていました。 |
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辺りは暗闇になり、いよいよガチャガチャという音が鳴り響きだしました。クツワムシです。
クツワムシは直接差し込む光に弱いため、街灯のある場所では生息できません。野津田の周りでも、クツワムシが生息しているのは野津田公園の原っぱだけのようです。しかし、町田市の決議により、陸上競技場のナイター施設が今年設置されてしまうため、その影響が危ぶまれます・・・ |