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野津田公園ヤマナラシ広場に、約40人ほどがあつまりました。野津田公園に生えている様々な草や木を使い、アクセサリーやお茶や染物を行います。 |
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一見ただの雑草に見えるカラムシの茎の皮から、強度のある繊維を取り出すことができます。取り方は簡単、葉を取り、茎の皮をめくってちぎれ無いように剥き取ります。 |
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カラムシの茎の皮は茶色ですが、そこから白い繊維を取り出すことができます。皮を水でぬらし、板の上で、貝殻で丁寧にこすります。すると、茶色がだんだん取れて白い繊維が出てきます。 |
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カラムシの繊維をさらにこよりにすることにより、強度のある紐が出来上がります。鶴岡さんが、こよりの作り方を教えています。 |
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こよりはこんなコマを使っても簡単に作ることができます。カラムシの紐作りに挑戦! |
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紐ができたら、今度はアクセサリーに使う木のビーズです。キブシの茎は芯がスポンジになっていて、棒を使って簡単に芯を抜くことができます。また皮も簡単に手で剥けるので、簡単にビーズを作ることができます。 |
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鶴岡さんが、木のビーズを使ったミサンガを編んでいます。 |
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こちらでは小川さんが天然の染物を行います。今日はアカネの根を使った染物を行います。 |
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アカネの名前の由来は、赤い根から来ているようです。 |
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アカネの特徴は、ハート型の4枚の葉、四角くトゲトゲした茎です。 |
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アカネの根をお湯で浸し、染液を取りだします。 |
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今回はこんなに濃い赤の染液を出すことができました。この液の中に、染めたい繊維を20分浸します。今回は木綿、麻、絹などを染めてみます。 |
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染液に浸した繊維を絞り、ミョウバンで作った媒染液に浸すことにより、色が繊維に染まります。 |
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お昼のお弁当を食べ、暫くまったり。 |
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子ども達はブランコで仲良く遊びます。 |
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昼食後、久保さんがクワの葉を使ったお茶作りに挑戦です。クワの葉を蒸したり冷ましたりを繰り返すことにより、だんだん良い香りが立ってきます。 |
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蒸したクワの葉の水気を飛ばしながら手で揉むことにより、一風変わった香りの良いお茶の葉のできあがりです。 |
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根気の一作。カラムシの繊維とキブシのビーズでできたミサンガです。おみごとでした。 |
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アカネで染めた紐と、クワの葉のお茶です。お茶を皆で頂きながら、それぞれの作品を楽しんでいました。皆様も是非いかがですか。 |