活動風景

2009.3.1 「春探しハイク」

毎年3月恒例の春探しハイク、今回はヤマナラシ広場から雑木林を通り抜けるルートで、春を探します。この土地は大変豊かな土壌であり、外来種も少なく、今でも多種多様な動植物が生きています。今回もたくさんの素朴な春を見つけることができました。

今回は不安定な天候で集合前に軽く雨が降り、17人での参加でやや少なめでしたが、盛りだくさんの内容でした。
広場を出発し、雑木林の中に入ります。冬の雑木林は、明るく風が少ないために、意外と暖かいです。
オニグルミの枝を観察します。ヒツジのような顔をした枝はとてもユニークですね。
サンショウの幼木を見つけました。成長するまで、幹はこのようにイボがたくさんあるようです。
まだ新しいノウサギの糞を見つけました。ここら辺りではノウサギを良く見かけます。ノウサギの糞は軽くて全く臭くありません。
シュンランの花を見つけました。地面に生える素朴で愛らしい花です。
タマキクラゲです。茹でて食べられます。スーパーの乾燥キクラゲよりプルプルした食感を楽しめます。
ウグイスカグラの花が咲き始めていました。いよいよ春ですね。実がなるのが楽しみです。
キブシのつぼみです。4月にはたくさんの花が見られることでしょう。
枯葉の中から出るタンポポの葉は柔らかくサラダにして食べることができます。癖も無くシャキシャキとした食感です。
ノカンゾウの芽がたくさん出ていました。茹でて酢味噌和えなどにするとおいしいとのことです。
ノカンゾウの横に咲いていたタチツボスミレ。これも素朴でかわいい花ですね。
ヨモギがたくさん生え始めていました。来月のお団子作りが楽しみです。
コブシの芽がたくさん出ていました。翌月にはたくさんの白い花が咲くことでしょう。
モミジイチゴのつぼみです。オレンジ色の木いちごが楽しみです。
ツクシが少し出始めていました。
お弁当を食べたあとは、手作りの紙芝居、ひなまつりこびとのお話です。お話もぼんぼりに灯りがともる細工もとてもかわいらしく、子ども達は最後まで真剣に聞き入っていました。

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