活動風景

2008.4.6 よもぎだんご作りと語り/春さがしゲーム

今年も大変よい天気に恵まれました。野津田でつんだよもぎを使ったおいしいだんご作りと、楽しいお話の始まりです。

受付を済ませるや否や、皆さんさっそくよもぎだんごの工程に取り掛かりました。
心地よい風が吹き、へっついの薪がどんどん燃えていき、上新粉がよい具合に蒸け上がります。
上新粉を混ぜ合わせる工程です。元菓子職人の和気さんが教えてくださいます。
蒸かし終えた上新粉とよもぎを混ぜ合わせます。お父さんは真剣です。
野津田で採れたよもぎをみんなで細かく砕いていきます。
石臼で大豆を砕き、黄な粉を作ります。良い香りが立ち、みんなおなかがすいてきました。
いよいよだんごの最終段階です。まるめただんごをつぶしてあんこをはさみ、黄な粉を付けて完成です。いただきま〜す。
今回はナイフを使ってつまようじも作りました。みんな上手にナイフを使います。
お弁当を食べた後は、ミズキ広場に移動、語り手の会の皆さんによる野原で聞くお話です。食わず女房などちょっと怖いけど楽しいお話を楽しみました。
子供たちはお話に夢中です。
お話の後は、鶴岡さんによる春探しです。今回は、そっくりな物を探すことになりました。春の植物をみんなで持ち寄り、観察します。
さまざまな花や草木が持ち寄られました。
似た桜であるソメイヨシノとオオシマザクラを実際に触ってみたりしました。また、豊かな土地に咲くカントウタンポポはたくさん見つかりましたが、荒れた土地に咲くセイヨウタンポポは見つからず、この土地が大事に守られているとの説明がありました。
そのほか、ホトケノザやヒメオドリコソウなどもありました。
春を感じるものについていろんな物が挙げられました。
オオシマザクラ(写真)、ヨモギ、春、風、タンポポ、タチツボスミレ、、日差し、半そでの子供、キブシ、ドングリの芽、キンミズヒキ、キランソウ、木の緑、菜の花・・・など。
なんと、珍しいウラシマソウが立派に生えていました。
そっくりなものの一つ、ノビル(左)とツルボ(右)です。ノビルは食べられますが、ツルボは毒があるので要注意です。
ノビルの特徴は葱のような細い葉、白い茎、葱のような香り。
ツルボの特徴は赤みがかった茎と球根、平べったい葉、香りがないことです。

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