活動風景

2005.9.3 夕暮れ鳴く虫音楽会 エンマコオロギVSクツワムシ

日も短くなり、だいぶ涼しくなってまいりました。コオロギの鳴き声で、夏の終わりを感じる一日でした。蚊に刺されながらも、鳴き声の主たちをたくさん観察できて、楽しい一日でした。

夏の終わりの夕暮れ、きつねはらっぱに集合です。高い草が生えていて、その間にたくさんのバッタ達が生息しています。
珍しい虫だけでなく、日ごろ気にも留めないような虫達を観察しながら、みんなで歩いていきます。
ヒナバッタ
図鑑
キリギリス
図鑑
あれ?この葉っぱは何だろう??
あら、ごめんなさい。カバキコマチグモが卵を育てていました。小さい子供たちがすでに孵っていましたよ。なんと、親グモは、子供達に食べられてしまうそうです。
なお、カバキコマチグモは毒グモですので、素手で触るのはやめましょう。
図鑑
???
知っている人は会議室で教えてください。
トノサマバッタ(褐色型)
図鑑
ショウリョウバッタ
図鑑
上の原に移動し、軽食をいただきます。日が翳ってきて、夜の虫の声も大きくなってきましたよ。
ここではオオタカの姿も見られました。
クビキリギリス
立派な歯を持っていて、咬まれると痛いです。咬まれたまま無理やり引き離そうとすると首が取れるらしく、ここから名前がついたらしいです。
図鑑
出ました!大きく立派なクツワムシ(褐色型)です。ガシャガシャという鳴き声がとても大きく、どこにいるのかすぐにわかります。
図鑑
オオブタクサの茎の中はスポンジ状になっており、中をくりぬいて遊ぶことができます。
茎の中をくりぬいた筒を使って、笛を吹いてみます。細い茎を下から差し込んで上下させると、音が変わって面白いです。

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